目次
ある貧困夫婦の一生と住居という巣
貧困夫婦の一生が自分の意志で決まるとは考えにくい!?
- 河原で学校帰りに毎日楽しく遊んでいた高校生カップル
- カフェでお腹が大きい中、裁縫をしている妻と成人式へ向かう夫
- 子供を抱えながら細長くて高低差のある建売住宅を買う
- 一日中子供に怒鳴り続ける主婦
- アルコールとタバコに溺れる夫
- 体を壊して仕事を解雇される
- 子供が出ていき、アパートへ引っ越し
- ファーストフードで他人のチケットを盗む高齢夫婦
- 処方箋薬局で警察の世話になっている高齢夫婦
これらは別々の夫婦の話ですが、1つのストーリーになっているように見えます。
最初は純粋無垢な二人なのに人生の最後は薬局で万引きをして逮捕されるという結末です。
なかなか、しびれるストーリーですが、これは現実に見たものです。
厳しいですね。
こういったことが世の中でたくさん起きているわけです。
とても自分の意志とは無関係にその人たちの人生が決まっていくように思えます。
こういう人は住居の問題を抱える可能性が高い!住替えが多い!
さて、こういう二人は住宅を売買する人にとってはとてもいいお客さんだと言えます。
最初から最後までとにかくいいお客さんになるわけです。
なんだか、不思議ですね。
しかし、こういう人が相当居るからこそ、今のような日本が出来あがっているわけです。
これを今更変えようとしても無理です。
そして、これが増加する一方だと考えます。
どうして?
世界は平和になって貧富の差がなくなるはずじゃなかったの??
といいますが、実際は真逆です。
貧富の差は広がり、というか、
全員がより一層貧しくなっていくという未来しか見えません。
そして、貧しい人はより貧しくなっても、統計から除外されたり、声が政府へ届かないようになったりするのでしょう。
そうやって、見えないようになっていくわけです。
都内のなんとかヒルズというタワマンばかり見ていたら気が付かないことでしょう。
とりあえず子供ができたから、一緒に住むための賃貸アパート。
とりあえず、二人目ができたから少し広い賃貸アパート。
子供の鳴き声がうるさいから少しいい賃貸アパート。
子供の部屋を用意したい!家賃を払い続けるのも辛いから狭小の安い建売住宅をフルローンで購入。
失業して、家を手放す。
生活保護を受けながら賃貸アパートや団地へ入居。
老後の独居老人としての住まいを探す。
子供たちが似たような人生を歩む。
どうしても、こういうことって、親子兄弟似たようになっていくものです。
それは何も考えなければ当然のことだと思います。
世代を超えて、住居を住み替える回数が多い。つまり、いいお客さんとなっていくわけです。
これがいいか、悪いかはさておき。
貧困夫婦の終末は?
貧困夫婦が夫婦のままか、離婚して一人ずつ独居老人となるかはわかりませんが、いづれにしても、以下のようなやりとりがあることでしょう。
「あんたの稼ぎが少ないせいで貧乏なんだー!この安月給野郎が!」
「お前のせいで酒に溺れて体こわしたんだ!お前のせいだ!」
まあ、どちらもどうしようもないことはこの会話からわかります。
本当にどうしようもありません。
結局、自分の非を認められず、相手に当たり散らすことしかできないのです。
そして、最終的にどん底へ落ちるまでどんどんと負のスパイラルを描いて落ちていきます。
こういう、終末を迎えることでしょう。
これがこの二人だけで解決できないことはいうまでもありません。
政府に専門機関があってもっと介入できれば防げるのでしょうが、なにせ、数が多い上に、予算がない!
ここまで対処している余裕はないのです。
人生で自分の近くにこういう夫婦が登場する機会があるかもしれません。
そのときはこういう人たちがいるんだということを知っているだけで少しは変わるかもしれません。
迷惑をかけられたら行政が解決するべきです。
法律がなければ政府に要望を出すべきです。
こうやって、どうにか、ごまかしながらやっていくしかないのが人間界というものです。
近隣の住居まで聞こえる騒ぎのたびに悪い方向へ一歩づつ進んでいる!
周りに住んでいる人はつぶさにこの狂ったような騒ぎのおかげでかたときも安心できないことでしょう。
それが、10年20年続くわけですから、本当に日本の法律っておかしいです。
実際におかしいんだと思います。
それはさておき、
確実にいえるのが、騒ぎがあるということは、
自分が気に入らないことを受け入れなければならない時
です。
それは35年フルローンで買った家を売って、アパートに引っ越す時とか、
離婚されて生活が苦しくなる主婦の行末とか、
どうかんがえても、受け入れがたい現実が待っている時に騒ぎます。
夫は稼ぎがあるので、あまり動じることはありません。
そのかわり、主婦が夫をディスりまくるわけですから、いつか確実に別れるときがきます。
こともあろうに、主婦が夫に出ていけというのです。
そういわれたらどうしますか?
じゃあ、お前が出て行けよ!
と、いいますよね?
自分のローンで買った家なんですから。
そういうことを言われて、出ていくために荷造りをしていて、室内を片付けている主婦が怒りをモノにぶつけている音が聞こえるかもしれません。
それは、野鳥が鳴くのと同じことです。
ああ、進んでる。
そのときの気持ちを表しているわけです。
アパートへ引っ越しても近隣トラブルは増大していくばかりです。
団地へ入ったら、その後が無いから困るのです。
それで大きな事件になることもあるでしょう。
とにかく、一生トラブルですし。
これが、安いアパートと安い団地に入るときにリスクでもあると言えます。
ただ、安ければいいんだ。
生活できればいいんだという考えで安いものにしてしまうと、悲惨なことになることもあります。
こういう人たちの騒ぎに悩まされたくないですよね?
だから、みんな買えもしない、都内の高級住宅地を目指して這い上がろうとするのです。
タワマンの頂上まで登りつめてやるんだと、、、
西麻布へいけば、人生の成功者しかいない!?
だから、そこで暮せば不快な思いをしない?
治安がいい?
人が居ないから事件は少なめですけど、結構、事件も起きています。
何がいいんでしょうね?