なぜ、世田谷区が住みたい区ランキングナンバー1なのか?


なぜ、世田谷区が住みたい区ランキングナンバー1なのか?

人はなぜ、世田谷区に住みたいと思うのか?

少し考えてみました。

2024年の住みたい街ランキングはどういう傾向?

以下の記事にありますように、世田谷区が人気です。

買って住みたい区

LIFULL HOME’Sより

なんでも、港区から世田谷区へ人気がシフトしたそうです。

どうして、港区のタワマンよりも、世田谷区の低層住宅を好む傾向が出てきたのでしょう?

不思議ですね。

大地震が来る雰囲気と津波のリアルな恐怖が湾岸エリアのタワマンから地盤の硬いところも一部あり、海のない安全な世田谷区へ心変わりしたのかもしれません。

23区に住んでる人は「どこに住んでるの?」と聞かれると、必ず駅名で答える!

首都圏に住んでいる人は、23区の駅名ならたいてい聞いたことがあるのではないでしょうか?

それは会社員歴が長い人ほど、外回りの人ほど、そういう傾向が高いと思います。最終的には定年退職するまでにすべての駅名を覚えていることでしょう。

ようするに、会社ですね。

会社が圧倒的に23区に多いんです。

皇居があって、国会があって、霞が関があって、そのまわりに大会社の本社があって、そこに商売をしようとする人が会社をつくり、またそこに商売をしかけようとする人が会社をつくっていくわけです。

そうなると、自動的に皇居を中心に、いや、お掘りがあるから、千代田区を中心にしてオフィスが広がっていきます。

これが、都市部一極集中の原因です。

米国のアマゾンでさえ、全員、オフィス出勤強制だ!

と言い出しましたから、コロナ風邪が治ればあっという間に、元通りになります。

あこれくらい、根深い問題があるので、

リモートワークのパソコンがない!

とか、ネットワークが遅い!

とか、組織の柔軟性が足りない!

とかそういう浅はかな問題じゃないんです。

もう、おわかりでしょう。

省庁の地方移転とか、全く意味がないですね。

ある会社が、たとえば、地方分権にするということです。

それはつまり、大企業を分割するということで、独占禁止法に触れたから分社化しろ!って言われるような感じがなければだめです。

それも地域ごとに分社化するということができない限り、首都圏一極集中化は変えられません。

なかなか、根深いですね。

昔のように、各都道府県に藩の役割をあたえて、地方政府と中央政府という関係にした上に、さらに、会社をその藩の中だけで営業していいという決まりにするのです。

全く、資本主義、西側の思想と反対なので、不可能と言っていいでしょう。

つまり、日本は、未来永劫、23区至上主義から抜け出すことはできない!

ということになります。

敬遠されがちな「田」や「谷」という文字を含む地名なのに。。

実際に世田谷区には「谷」という文字を含んだ駅名が多くあります。

谷があれば丘もあり、高台にはお金持ちが住むというシステムが出来上がっています。

最寄り駅で、「丘」と「谷」の両方の駅に近いとしたら?

無理してでも「丘」の文字が付く方を最寄り駅だと言いはります。

自分もすごく言いにくい駅名なのに一番見栄えのする駅名で自分の住んでいるところを答えていました。

住所には全く入っていないんですが、一応、最寄り駅ですから。。。

なんの罪悪感もありません。

渋谷なんて、谷じゃん!!

という気持ちも持っていました。

昔は谷が多くて田んぼなどの地盤がゆるい、水害に弱い土地が広がっていたはずです。

なんか、土地と通貨って同じ感じがして、価値があるときは持っていて資産になるのですが、

実際に日本がどうなるかはかなり怪しい状況にあって、

円という通貨の価値が非常に低くなっていく気がします。

そうなってくると、1億円の世田谷の土地も、将来的には今で言う1000万円くらいの価値になってしまうかもしれません。

逆に、価値は同じでも10億円になっているかもしれません。

ただし、世田谷区にそこまでの高級感はありません。

下町をこぎれいにした感じしかありません。

古いアパートを塗装して、掃除して、植栽を整えたり、地面をコンクリートで埋めたりして、なんとかきれいにして築70年の古アパートを高額な家賃で貸そうとしているようなイメージを思い浮かべてもらえばわかると思います。

一般住宅なんて、数年したら新しい家の見栄えにはかないません。

だから、新築なら、23区じゃなくても、どんなに狭い小さい窮屈な建売住宅でも売れるのです。

正直、世田谷区の地価を考えたら、一般人はまともな広さの家には住めません。

なんか一生、罰ゲームを受けながら、勤務地が近い!!

ということと、

世田谷区住まいだという優越感だけで過ごしていくのでしょう。

23区民にありがちな「勘違い」をしていくのでしょう。

なんだか、首都圏の周りの県を見下していくような感じ、あの意味不明ななぞの優越感を思い出しますね。

うさぎ小屋のような細い家でなにが楽しいんだ??という感じ。

たしかに会社は近いが、残業がないと、速く家につきすぎて、暇すぎて、無理やり友達を探してアルコールを飲もうとしてしまおうとしたり、、

悪循環の負のスパイラルに陥ってしまいますね。

だって、通勤時間が短くなっても、家が快適じゃなかったら?

たしかに、家に帰らないわけです。

家を快適にすることが第一ですから、本末転倒です。

まあ、郊外にいくと、隣近所に迷惑な住民が居て、全然安心して住めないなんてこともあるのですが。。

どっちがいいか?

あまりにも近すぎて、迷惑な住民はすぐ分かり、誰も近くに住まなくなる23区か、少し郊外にちょっと運試しをして家を買うか?

失敗したら、売れない!?

というリスクを考えたら郊外は敬遠されますね。

23区ならどんなに訳アリの土地でも、やはり、誰かが買ってくれます。

地価が高すぎるので、狭いことはデメリットではなく、むしろメリットにさえなります。

もう、人類はニワトリ小屋に住んでる方が幸せなのかも?

と、感じる瞬間でもあります。

そういう、迷惑な人も迷惑じゃない人も、ぜんぶ集めて、人類という動物なわけですから、

それを居ないふりをして生きていくのは、自然じゃないですね。

そういう人が居ても吸収してくれるような自然があるようなところがいいですね。

本来、人間はそういう動物でした。何千年も何万年も前から戦争をして、となりの村と戦争をしたり、仲直りをしたり、を繰り返して生きてきたのです。

そういうものです。

やはり、1万円札が東急線の人気を過熱させ、それにともなって世田谷区の人気が上昇したのでは?

港区や湾岸エリアの区から、海がない区である世田谷区に人気が移ったのは、やはり、タワマンブームが消滅したから?というよりは、1万円札の影響が多いでしょう。渋沢栄一に注目が集まって、Wikipediaを見る人が増えて、なんとなく、東急線かな?

という感じになっていくわけです。

こういう動物的な集団心理というのが商業において、非常に大きな流れとなっていくのです。

ですから、東横線を制するものが日本を制する!

つまり、横浜から渋谷までぜんぶを支配したものが、今後、新札が登場するまでの日本の支配者となれるというのでしょうか?

しかも、もうお札はあまりでないはずです。

電子マネーが主流ですから。

ほんと、新500円玉とか、ババ抜きでババを引いてしまったようながっかり感があります。

もうほんと、なんとかしてほしい。

いらないんですけど。

現金なんて、もはや自動販売機を使う時くらいしか使わない気がします。

その自動販売機も一応、スイカで対応できるところもあるのですが、未だ、現金が主流ですね。

だから、現金の使用用途は自動販売機であり、千円札、500円玉などは釣り銭切らしの悪者です。

さらに、その貴重な小銭入れの小銭から、自動販売機で使えない玉があるというのです。

玉じゃなくて石だったのか??

といわんばかりに、偽造硬化だったかのようにはき出されてきます。

子どもたちの間でも、新500円玉なんか使えるわけ無いでしょ??

入れても無駄だよ??

と言われているようです。

レコードにはレコードの良さがある。

現金にも現金の良さがある。

のかもしれません。

だからこそ、東横線の駅が集まっている世田谷区が人気の住みたい街となったのでしょう。。

今後も東急線の駅が人気の街となっていくでしょう。東急グループは今後も好調??

ご存知のように不動産事業も手掛けている東急電鉄、というよりは、不動産開発事業が先にあるといってもいいのではないでしょうか?

洗足から田園調布のような高級住宅街を構想してみたり、

これはイギリスのガーデンシティー構想から来ているらしいので、本物です。

いま、「なんとかシティー構想」って、凄いうるさいですよね。

ガーデンシティー構想でいいと思うんですが、

中国なんてマンションから木が生えてますから。

天空の城でも造りたいのでしょうか?

まあ、そうなんでしょうね。

そういえば、バビロニアで「バビロンの空中庭園」という構想があったそうな。

2000年以上前のイラクあたりの構想が今、中国や日本の街つくりで繰り広げられているなんて、、

マチュピチュもそんなイメージの都市ですね。

だいたい、街作りのモデルはああいう感じにつながるのでしょう。

ただ、山の土台の部分は一般人が住む住居となっているあたりが、なかなか、人柱感があってたまりませんね。

タワマンもそうですね。

最上階のためにそこまでの階の部屋が存在する?

といっても過言じゃないほど、特別視されています。

最上階の住人のために他のすべての階の人がローンを組んで毎月一生懸命働いて払っているのでしょうかね?

最上階の人はローンでは買わない人が多いでしょう。

節税のためにローンを組む?

しかし、そのキャッシュが回り回って、その下の人達の住宅ローンの原資となっているかも?

なんて、考えると、なんか、そういうのが好きな人はぞくぞくしてくるのでしょう。。

それが、港区や臨海エリアの人気の源だったのですが、世田谷区は低層住宅が多いことで有名です。

規制が厳しくて。。

本当のお金持ちしか住めない!!

そうだ、これからはタワマンの最上階じゃなくて、世田谷区だ。

って思い始めたのかもしれませんね。

色々あって、世田谷の戸建てへ回帰していくのかもしれません。

そうなると、世田谷の狭小建売住宅が大人気となって、凄いプレミア価格に向かっていくわけです。

マンションでもタワマン問題が色々出てきましたから。。

原点回帰の方向へ進むかもしれません。

そして、バブル崩壊が来たら、もう、安いところがいい。

ってなるわけです。

世田谷の築70年のアパートがいい!

という発送になってくるわけです。

お弁当の配達員のアルバイトをやるにしても都会がいいわけです。

そこでできるだけ安く住める物件となると、古いアパートです。

23区の家の物持ちの良さは恐ろしいですよ。

築50年くらいだった建物が2~30年経ってからGoogleマップでみてみるとまだ、残っていますから。。

日本人の物持ちって本当に凄いんだなって思います。

100年くらい前の普通の人が住むようなアパートの日本家屋が100年もったら?

世界的にみても凄いことじゃないでしょうか??

築100年の木造アパートなんていうのもあります。

記事にあるように、こんなの京都あたりじゃ、若造が、、

って感じでしょう。

近代建築なんて呼ばれてしまってしまいます。

東急グループは横浜方面で海岸近くにだいぶ力を注いでいましたね。

今、世田谷の山方面への回帰は逆風となるのかもしれません。

津波のことを考えなければたしかに、みなとみらい地区はとてもいいと思います。

お台場周辺よりも観光客が多くて賑わっているという感じがしていいと思います。

イベント、コンサートも非常に多いです。

絵に書いたような街作りです。

ただ、タワマンの下の緑道を歩いていたら、とても不機嫌そうな奥さんがいる子連れ家族がいたことが気がかりです。

実際住むと、色々つらいんだな。。

と、思うことも多いのでしょう。

実際、マンションの下で毎週、お祭り騒ぎをされたんじゃ、たまったもんじゃありません。

もっと田舎の方でも、マンションの下の河原でバーベキューをする人が増えてきて、そのうち大型スピーカーを持ってきて外国人たちがダンスパーティーまで始めることになりました。

お立ち台まで作ってみんなを誘導しているのです。

本番のパーティピーポーはすごいですね。ノリが違う。。。

さすがにそれは警察に怒られたのか、もうやらなくなりましたが。

ただ、盆踊りはやっています。

夜だというのに、お立ち台作って、重低音の打楽器を生演奏して、音楽を流して未成年のパジャマ姿の女子たちが踊っています。

そういう国です。

日本は、、

多様性よりも、伝統。

それが大事です。

人気ランキングで選ぶんじゃなくて、自分の価値観をもってしっかりと考えて選んでください。

それが大事です。

住めばみやこというように、住んでいる人が街を作るのです。

自分たちが街の価値を作っているんだという気持ちが持てれば、どこでも住みやすい街ナンバー1と思えることでしょう。

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