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ドイツで一番美しいローテンブルク(Rothenburg)村から考えるドイツ風建売住宅のデザインについて
この家の壁に帯状のラインが張り巡らされている建物はドイツ由来なのでしょうか。。
ドイツで一番美しいローテンブルク(Rothenburg)村の特徴
ドイツ村みたいな街に美味しそうなお菓子がたくさん売られていてクリスマスシーズン!
なんてハッピーな光景なのでしょう。
ドイツはやはり底力がすごいですね。
街全体がお菓子の家でできているようなスイートな街です。
石畳もチョコでできているように見えてしまいます。
ローテンブルク(Rothenburg)の建物から探るドイツ風建売住宅のデザインについて
総二階のような作りビルのような単純な形の建物が多く見られます。
また、茶色い帯のような木の板がたくさん張り巡らされています。
形状からして、昔のローテンブルク(Rothenburg)の建物は柱や梁や筋交いが見えるように土やセメントなどを塗りつけて壁を作ったのでしょう。
表側に構造材が出ているような建物だったのでしょう。
それが、現代のローテンブルク(Rothenburg)で見られるものはデザインだけを模している可能性がありますが、表から薄い木の板を貼り付けているような建物もあるように見えます。上から塗装がしっかりしてあって、詳細にはわかりません。
この見た目はどこかで見たことがあるデザインです。
そうです。
日本の少し前に流行った建売住宅のサイディングボードの間になぜか、茶色い帯のような飾りが入った外壁がたくさんありました。
こういうデザインはドイツあたりからヒントを得ているのかもしれません。
また、窓枠もやけに真っ平らに見えます。
ほとんどトリックアートじゃないかと思うくらいです。
ドイツの建物でもモルタル壁に窓枠の形を付けて色を塗り分けているだけのようにも見えます。
このような平面的な作りはまさにサイディング住宅が得意とするところです。
安いサイディングだからのっぺりとしているわけではなく、
目指しているものがのっぺりとした家だったのです。
驚きの発見ですね。
ドイツの家を見たらよく観察してみることです。
日本でもドイツ村と呼ばれるところはいくつかあります。そういうところで観察できるでしょう。