マンション、土地、家、自宅、不動産の売却サイトの探し方
不動産査定は物件の住所や広さを入力するとすぐに提携している不動産会社から売却金額の査定価格を教えてもらえるサービスです。
最初に机上査定という概算査定の金額を教えてもらえます。インターネット査定、オンライン査定、メール査定、AI(人工知能)査定と呼ばれるシステムもあります。
その後、現地調査によって各不動産会社から正式な『売却査定額』を算出してもらうことができます。最大で同時に6社くらいに一括して査定を依頼できます。
自分が気に入った会社に売却を依頼して自宅やマンションなどの物件を売りに出すことができます。
不動産一括査定は無料のサービス!種類や理由で選ぶ!
不動産を査定してもらうというと本来は費用がかかることのはずですが、ここで紹介している不動産一括査定サイトでは無料で査定してもらえます。
不動産会社の営業が時間を使って対応するので人件費を会社が負担していることは間違いありませんが、不動産を売却するお客さんを見つけることができるというメリットがあるため無料になっています。
それぞれの一括査定サイトによって特徴が異なります。大手不動産会社が多いサイトや地方の物件に強い、どんな物件も最速の時間で買取する業者が登録されているサイトもあります。
不動産会社によって評価の見積もりのポイント基準が異なることもありますの査定金額が異なることがあります。そのため複数の査定金額を知ることはともてメリットのあることになります。
家がマンションの方は売却に不動産一括査定を利用する方がいい!
マンションは売却時にいくらで売れるかは買う人次第とも言えます。
単純に広さと築年数だけで中古マンションの価格が決まるとは思えません。
綺麗な高級感漂うマンションと安い感じのするマンションでは同じ鉄筋造でもだいぶ違う評価になるはずです。こういうところは土地とは異なるところです。
買いたい人が居れば高くても売れる可能性があります。
このようなマンショの売却時こそ不動産一括査定で多くの業者に査定してもらって、買いたいという多くのお客さんに見てもらうことがメリットがあると言えます。
不動産一括査定とは全国に多くある不動産会社の中から適切な会社へ査定依頼をするシステムです。
最大で同時に6社にまで査定依頼を出すことができます。
不動産一括査定サイトによって登録されている不動産会社が異なります。
大手の不動産会社だけを登録したサイト、全国に点在する多数の不動産会社が登録されたサイト、一部地域だけを対応する不動産会社を登録したサイトなどがあります。
これらの不動産一括査定サイトを利用して不動産を高く売る方法は、
なるべく多くの買い手(個人や業者)に物件情報を見せて一番良い条件の買い手に売る!
大きな全国ネットの不動産会社に売却を依頼すると、既に物件探しをしている沢山のお客さんと即座に連絡が取れるはずです。
これは不動産ネットに登録しただけの物件と比べると、遥かに多くのアクティブなお客さんに物件が紹介される可能性があります。
大型物件や訳あり物件の売却は不動産買取査定を利用する!
不動産一括査定サイトの中には不動産買取査定を提供しているサイトもあります。
物件によっては不動産会社が買いたいという話があるかもしれません。
業者は現金で一括で支払ってくれることはもちろん、資金繰りがちゃんとしていますので余計な心配は無用です。個人の買い手の場合は住宅ローンの審査が承認されるかという所がポイントになったりします。
一般的に業者に売ると安い値段になります。少し安くても早く売りたいというときに検討することだと思います。
業者が相手だと極端に値段を安くされないか?
という心配は事前に複数の不動産買取査定の結果を聞いておけば分かると思います!
また、買い手が業者だからといって必ずしも個人の買い手より割安になって損をするとは限りません。個人が買わない物件はいつまでも売れない物件となってしまいます。
アパートやビル1棟、連棟式住宅(長屋タイプ)1棟、大型の土地などは個人が買いたいという需要はほとんどありません。
長屋のようなテラスハウスと呼ばれる連棟式住宅では1軒ずつ売りに出しても古い物件では買い手がつかないケースがあります。建て替えはもちろんできませんし、柱をいじるリフォームもできません。これでは古くなった住宅は買い手がつかないのです。
せっかくいい場所に土地があるのに土地の評価額通りに売却できないのです。
マンションは木造ということはありませんが長屋タイプのテラスハウスは木造が多いです。長く住んでいると老朽化してきます。
せっかくの資産があっても売れない資産ではなんのために持っているのか分かりません。
この悩みは一生続くことでしょう。
このような時に居住者全員の持ち分をまとめて1棟買い取ってくれるよう業者は非常にありがたい存在です。
速くて簡単な不動産買取査定で売却する時の注意点とメリット
マンション、家、土地、自宅などの不動産を買取してくれる業者がいます。不動産会社や建設業者が買います。主に自分の会社の事業で使う用地を仕入れるために買取を行っています。
そのような業者に不動産を買取査定を依頼することができます。
また、不動産買取査定サイトは複数ありいくつもの買取査定額を知ることができます。つまり、一番高い値段で売ることができます。
仲介契約の不動産一括査定の金額とは異なります。
物件の売出し価格の査定額は買い手が見つからなければいつまで経っても売れません。
しかし、買取査定額は車買取査定と同じで『その値段で買う』という金額になります。
メリットとしては、
- 簡単で手間いらず!余計なことはしなくていい。
- 買い手がすでに見つかっている状態!
- 仲介手数料が要らない!
- 売却完了までの期間が短い!(1ヶ月程度)
- 面倒な物件の見学や掃除の心配をしなくていい!
などが挙げられます。また、注意点は価格をいくらで売るかということになるでしょう。安い価格にならないよう複数の買取査定を出しておくといいと思います。
また、任意売却期間中のように期限が決まっている場合は売却が中断してしまったというリスクを考え他の業者と連絡が取れる状態にしておくといいでしょう。
マンション、土地、家、自宅、不動産を早く高く売却する方法!
一括査定で不動産を早く高く売却する方法
- 『既に家を買いたい』というお客さんを抱えている大手不動産会社の販売ネットワークを利用する!
- 『多くの買い手に見てもらうために』インターネットの不動産情報サイトに登録する!
- 田舎は登録されている不動産会社数が多いサイトを利用する!
- 状況によって複数の査定サービスを利用する!
以下の記事中でもいくつか不動産を高く売るためのヒントを紹介しています。裏技的なものもありますが、それはあまりおすすめではありません。できれば早く確実に売れることを優先する方が大事だと思います。
住んでいなければ売れない間は無駄に税金がかかりますし、住んでいればいつ見学に来る人が現れるか心配で部屋を綺麗にしておかなけれればなりません。また、知らない人に売却中だということが知られることも精神的にストレスを感じる人は多いものです。
もう引っ越してしまい家に住んでいない人は全速力で多くの買い手に見てもらうために不動産一括査定サイトを使って多くの媒体に不動産情報を載せてもらうようにするといいと思います。
空き家になった実家は不動産一括査定で売却するべき!減価償却が済んでいる?
実家が一戸建て住宅の場合、子供が資産引き継いだ後はどうしても売ることが多くなってしまうような気がします。
一概には言えませんが一つの考えとして読んで下さればと思います。
親の建てた家である実家は幼少期の子供時代の思い出が詰まっています。
心理的にはリフォームをしてそこに自分もそこに住み続けたいと考えるかもしれません。
幼少期に育った家が解体される姿を見るのは誰でも嫌だと思います。
- リフォーム業者に見積もりをとってもらってリフォーム代のあまりの高さに驚く。
- 兄弟がいれば相続の分割をしなければいけないので兄弟に現金を渡す必要もでてくる。
- 近所付き合いがプレッシャーになりそだと感じてしまう。
- 今住んでいる場所に慣れているので面倒な住み替えはしたくない。
こんな理由もあってかおそらく空き家になった実家をリフォームして住むケースはあまりないような気がします。
とくにリフォーム代は業者は大きな工事をする機会だから色々と最大限必要な工事を提案してくるのだと思います。その金額を見たらどこかに小さな家を建てた方がいいと感じてしまうかもしれません。
その見積もりを鵜呑するのではなく、精査してこれは必要、これは要らないと切り分けていけばそれほどの金額にはならないと思うのですが、自分が買った家でないためよく分からない人が大半だと思います。
自分で住宅設備やメンテナンスの必要な箇所を見つけて、相場を調べてリフォーム業者と交渉するなんて面倒だからやっぱり辞めたとなるのではないでしょうか?
業者とやりとりするほ前に辞めようとなってしまう感じです。
そして、実家を売る時にもそれほど手間をかけたくありません。そして相続は自分が期待して手に入れた不動産ではありません。できればそういう事態にならないことを望んでいるケースが多いはずですから、計画していない資産を手に入れたことになるのでいくらでもいいから売ってしまいたいという気持ちになってしまうものです。
自分が苦労して買ってローンは支払ってきた家なら、なんとしても高く売りたいと頑張ると思います。
しかし自分が苦労してないと「高く売ろう」という気持ちよりも「楽に売ろう」という方向に考えが流れがちです。また、建物として減価償却が済んでいる感じがして売りたくなってしまう気がします。
そういうときに不動産一括査定サイトを利用して最適な価格で素早く楽に売却を成功させることが一番オススメだと思います。
不動産査定には仲介、買取査定、リースの一括査定がある!
投資不動産や一般住宅を売却するときに大事なのは高く早く売ることです。明らかに価格が値上がっていれば細かいことを気にすることはありません。
投資物件は収支に影響します。ローン返済中の物件は売却額が大きな意味を持ちます。
これらのことからも不動産一括査定サイトを利用することで不動産を有利に売却することはとても重要なことであると言えます。
現在では不動産一括査定サイトがとてもたくさん増えました。どのサイトがどのような特徴を持っているのか?また自分におすすめの不動産一括査定サイトはどこなのかが分かるようにまとめています。
おすすめの不動産一括査定サイトは売り主によって変わってくると思います。ご自分にあったサイトを見つけてください。
不動産を売りたい理由は人それぞれ!リフォーム検討、離婚、相続、高齢、税金、財産分与、自己破産など?
- 不動産投資で資金繰りが辛くなったので売りたい!
- 転勤により引っ越しをする!
- 住宅ローンの支払いが厳しくなりそうな時や任意売却の時
- 一人暮らしになって今の家が広すぎてメンテナンスできないので売りたい!
- 高齢者向け住居へ引っ越すため売りたい!
- 家族の人数に合わせて住み替えたい時
- 相続した家が空き家になっていて売りたい!
- 二世帯住宅を建てるための資金にしたい!
- リフォーム代がかかりすぎるので売ることにした!
例えば、このような時に家を売りたいと考えるのではないでしょうか?9のリフォーム代は外壁塗装など戸建住宅のメンテナンスの節目でまとまったお金が必要になってきます。その機会に売却するという人もいます。マンションの場合は修繕積立費がありますのでそういうタイミングにならないかと思います。
マンション、土地、家、不動産の売却手順は?【一例】
駅前の不動産屋さんに聞いてみる?
当たり外れがありそうで不動産屋さんに慣れていない人にはちょっと不安だと思ってしまうかもしれません。もし、安く売ることになってしまったらどうしよう?断れなかったらどうしよう?と不安になってしまうかもしれません。
しかし、実は街の不動産屋さんが相場を一番良く知っています。
これは駅前の小さい不動産屋さんであればさらによく知っています。賃貸も仲介しているはずですので常にアンテナを張り巡らせています。頭の中に地図が入っていて最近の売買された値段などを把握しています。
大きなターミナル駅のチェーン店の大型不動産屋さんの方がむしろ細かい相場までは知らない場合もあります。もちろん、データを見ればすぐに分かることです。
不動産一括査定では何社に査定してもらう?売却を成功させるために!
一番悩むところだと思います。不安な方は多くの不動産会社に査定してもらいたいと考えるでしょう。そして一般的な人でも何社かに査定を取ってもらって考えたいと思うのが普通でしょう。
まず、査定をしてもらうといってもそれが正確に売却価格や買取価格になるわけではありません。買い手が見つからなければ意味がありません。自分がいくらで売ればいいか決められないから査定を頼んでいるようなものです。
売れそうな値段で最高の価格が理想です。
査定価格が高ければいいかというと、売れないほど高い値段を付けて誰にも買われないのでは仕方ありません。そうなると値下げをしていくことになると思います。その時にいくらで売るかを決めるときにも、最初に一括査定で複数社に査定依頼していくつか出ている査定価格があればそれを参考にして決めればいいと思います。
そこまで考えると、最初の一括査定の『高いだけの査定価格』だけではなく、異なる複数社の査定価格が非常にありがたいものとなってきます。
都市部はそういうことでいいと思います。東京、神奈川、大阪、福岡、名古屋はやはり人気です。
難しいのは地方、郊外にある物件です。
これは考えると分かるかと思いますが、人口が減っているような郊外にある地域の物件は買い手があまり居ません。
買い手がほとんどいないのにどうしても売ろうとしたらどんどん安い値段にするしかなくなってしまいます。
一括査定を依頼しても登録している不動産会社では対応不可という事態もありえます。そのため地方、郊外の物件を査定してもらう時ほど複数の一括査定サービスにお願いする方がいいかもしれません。
以下の表から全国の不動産(建物)の売買の活性度を見ることができます。
2015年度の建物売買による所有移転登記個数(公益財団法人不動産流通推進センターより)
都道府県名 | 移転個数 |
---|---|
北海道 | 25,861 |
宮城県 | 8,940 |
青森県 | 3,355 |
岩手県 | 2,902 |
秋田県 | 2,395 |
山形県 | 2,834 |
福島県 | 5,663 |
茨城県 | 7,894 |
栃木県 | 6,269 |
群馬県 | 5,523 |
埼玉県 | 30,585 |
千葉県 | 30,926 |
東京都 | 133,816 |
神奈川県 | 58,157 |
新潟県 | 7,131 |
山梨県 | 3,387 |
長㔝県 | 7,404 |
静岡県 | 14,630 |
愛知県 | 24,718 |
富山県 | 2,790 |
石川県 | 3,608 |
福井県 | 1,686 |
岐阜県 | 5,009 |
三重県 | 6,004 |
大阪府 | 60,832 |
滋賀県 | 5,635 |
京都府 | 21,180 |
兵庫県 | 31,876 |
奈良県 | 5,063 |
和歌山県 | 3,759 |
広島県 | 10,400 |
鳥取県 | 1,694 |
島根県 | 1,537 |
岡山県 | 5,853 |
山口県 | 4,463 |
香川県 | 3,296 |
徳島県 | 2,393 |
愛媛県 | 4,024 |
高知県 | 1,916 |
福岡県 | 26,779 |
佐賀県 | 2,135 |
長崎県 | 3,984 |
熊本県 | 5,581 |
大分県 | 4,317 |
宮崎県 | 3,693 |
鹿児島県 | 4,973 |
沖縄県 | 5,512 |
あとはひたすら長期戦で考えてじっくりと売れるまで待つ。
それまでの間、担当してもらえる気の合う担当者がいる不動産屋さんを見つけるという考え方もあります。そのように長くみてもらえる担当者はありがたいものです。その後の不動産に関する相談をしていく関係ができるかもしれません。
本来は不動産屋さんとの関係は地域密着型で本当に長い付き合いになるものです。賃貸などでお世話になる場合は頻繁に関わることになると思います。
不動産一括査定のメリット、デメリットとは?
いよいよ不動産一括査定サービスを活用するときが来ます。
そのメリットを最大限活かして最適な価格で売却してください!
現在、多数の一括査定サービスがありますのでいくつか査定して選ぶのもいいですし、相場が分かっていれば、すばやく決めるのもいいと思います。
昔よりは楽に個人が物件を売れる時代になったといえます。
デメリットというよりは以下のことには気をつけておくと上手くいくと思います。
- 査定額が売却価格になるとは限らない!
- 売却を決める前に近隣相場を把握する!
- 複数社に売却をお願いする場合は一般媒介契約!
- 仲介手数料の最大額は一律で決まっています。
- 自分が本当に納得した時に売却を決めること。
- 不動産会社とのやりとりは大変なものだと割り切ることも!
- 一括査定サービスの結果が返ってくる数は思ったより少ない。
- 郊外の物件は対応可能な会社が少ない地域もあります。
不動産一括査定を使ったマンション売却の流れ-電話、現地調査、売却へ!引っ越しは?
サイトによって様々です。一概には言えませんがだいたいの流れは以下のような感じになっています。
- 一括査定サイトで自分の連絡先と物件の住所、種類、広さ、築年数を入力します。
- 一括査定サイトからメールで概算の査定額と査定可能な不動産会社の一覧が送られてきます。サイトによっては申込みフォームで概算見積もりと対応可能な不動産会社が表示され査定依頼をすることになります。
- 査定依頼をすると不動産会社から電話がかかってきたりします。サイトによってはメールでの連絡を希望できる場合があります。
- 不動産会社と日程を調整し物件を見てもらい現地調査をします。
- 後日、正式な査定結果を書面で送ってきます。
- 自分が気に入った不動産会社と正式に売却をすすめるための契約を行います。
- 複数社に頼むか1社に任せるかによって一般媒介契約、専任媒介契約などの契約を選びます。
- 住宅ローンが残っている場合は不動産屋さんに今後の進め方を相談してください。
- 不動産会社が物件情報をREINSや不動産情報サイトに登録して、多くの買いたい人に見てもらえるようにします。
- 大手グループなどでは店舗に来たお客さんが閲覧できるようにしておいたり、営業が紹介したりします。チラシ広告を使う不動産会社もあります。
- 買いたい人が現れたら内覧(見学)しに来ます。
- お客さんが買うと決めたら住宅ローンの審査を申し込んだり、買うための準備を始めます。
- 引き渡し日を調整します。その日までに引越しをする準備をします。
- 引越し先を決めて準備を進めます。
- 売買契約を結びます。住宅ローンの審査が通らなかった場合は契約が無効になる条項が付いています。売る側には中古住宅の瑕疵担保責任などがあります。
- お客さんが住宅ローンの審査に正式に承認されると売買を実行する日を調整します。
- 銀行で領収証や振込先の口座を記入します。また、登記簿の記載事項を変更するために司法書士に委任するための委任状の記入をします。
- 口座に売却金額が振り込まれます。
- その年の確定申告に行きます。税金の特例などを事前に調べておきます。
実際に売却するのは相当な精神的な負担がかかります。査定で不動産会社との対応が面倒だとか疲れるとかというのは吹き飛ぶくらいにつらいものがあります。
自分で好きな家を見つけたから引っ越したいというのはいいですが、期日までに引越し先を見つけて大忙しで引っ越しをするのは考えただけでも嫌です。
そういう意味ではモチベーションを変えるために順番を少し変えて見るといいかもしれません。
不動産売買は銀行が関係してくるし個人情報の扱いが大事!詐欺も怖い!個人間で自分で売買する仕組みがつくれない!?
ヤフオクやメルカリのようにオークションで自由に個人が売買できれば不動産を売却するのにこんなに苦労することはないのですが、現在の日本の仕組みでは不動産会社を仲介せずに知らない人と売買するのは詐欺に合うリスクが大きいと言えます。個人情報の扱いも気になります。
また、ヤフオクのようにネットで売却先を探せるサービスもありますが、1社の不動産会社がやっていることなので件数が少ないのと、個人が好きな値段を付けることもできるようなので適正価格かどうか分からないものもあるかもしれないという懸念もあります。
買う時は一般個人でも『競売』に参加できますが、売るときは強制的な執行力を持って売却される『競売』となってしまいます。
このような限られた条件で売却されるよりは一般的な不動産売却で適正価格で流通させる方が税金も多く入って国としてもいいのだと思います。
不動産は他の商品と違う特徴があります。
- 『不動産』という文字通り動かすことができない資産である!
- 売買するときに現物を引き渡す替わりに権利を譲渡する。
- 不動産の登記は法務局で行う。代理人は司法書士がやらなければならない。
- キャッシュで買うことは珍しく、銀行の住宅ローンを使って支払う!
- 銀行が不動産に抵当権を設定する必要がある。
このような理由もあって『不動産』は簡単に一般個人が当事者間で売買できないようなモノとなっています。
何も売買などしていないのに勝手に権利証の名義が書き換えられていたという事件も極まれに起きたりしています。それが知らない人が相手だったら司法書士や不動産会社の専門家が付いていないと取引なんてとても怖くてできません。
このような構造になっているため、今の不動産売買の仕組みは変わらないと思います。
特に買う側の住宅ローンによる支払いは特殊です。現金で一括払いできるなら新しい売買方法も考えられるかもしれませんが、いくら新しいテクノロジーをもってしても自分の貯金だけは増やせませんので致し方ありません。
田舎、郊外に強い不動産一括査定サイトを使い分ける!
東京、大阪、福岡、名古屋、神奈川、埼玉などの主要都市ではどこの一括査定サイトでも利用できると思いますが、他の地域では対応できる一括査定サイトがないところがあります。
関東地方の特に神奈川県、埼玉県、千葉県は物件が取引される数が多いので不動産屋さんも多く対応して、査定も複数社から出してもらいやすいと思います。関西圏も多いです。
地方でも都市部は取引されるので問題ないのですが、少し郊外に行ったところで年間を通してほとんど物件が売れないような場所の不動産では『査定不可』という回答も増えてくると思います。
そのようなときはおすすめに入っていなくても、上でリストアップした一括査定サイトに問い合わせて聞いてみてください。
それでも査定してくれる不動産会社が見つからない、少ないようなときは自分で地元の不動産屋さんに足を運んで話をしてみることが一番だと思います。さすがにネットで見つからないなら自分で足を運ぶことも臆せずにできることでしょう。
売れないときは焦らず、長期戦でじっくりと買い手が見つかるまで気長に待ってみてください。『近くにリニアモーターカーの路線が通るから買取りたい!』と鉄道会社系列の不動産会社が言ってくるかもしれません!!
それくらい気長に力を抜いて待っている方がいいというところもあります。
裏技的な不動産を高く売却する方法!?
これは昔の話ですが、まだインターネットで不動産情報が公開されることが珍しかった時代の話です。
わずかな件数の物件がネットで調べることができて駅名から近くの売却中の不動産を見ることができたのですが、それを利用して一時的な仮住まいの賃貸と買う物件を探していました。しかし、行く所、行く所、なにか訳ありな感じがするのです。
訳あり物件、事故物件、難あり物件は不動産買取サイトを利用する!
訳あり物件、事故物件などというともう売れないのではないかと思ってしまいますが、ちゃんと理由を明らかにして売ることもできます。
仲介契約で個人のお客さんに買いたい人が現れるまで待つという方法だと、安くしてもとても時間がかかってしまうこともあります。
このような物件でも、すぐに買取を行ってくれる不動産会社の一括査定を出してもらうことができるサイトがあります。
不動産の訳あり物件というとおおまかに、
- 事故物件
- 住宅ローンの支払いが滞っている物件
- 再建築不可物件
のようなものがあります。
事故物件だけが「訳あり」というわけではありません。また、事故物件にならないように予防するような取り組みもあるようです。
自分が納得すればそれでいい!不動産の売却価格は自分で決めるもの!
「高い。」「安い!」「損した。」「得した!」と感想は色々ありますが、そのときの値段で売れることが一番大事です。
それが適切な価格だったということです。急いでいる人は、話がまとまらなければそれでもっと大きな損失を抱えることもあります。
もともと土地に値段なんてないわけです。買い手が居るから値段が付くのです。
買い手がいるだけマシという物件も沢山あります。地方で過疎化が進んでいるところはそういうことが多いですし、色々な意味での難あり物件は本当に買い手が見つかりません。
そこで買い手が現れて、これを逃したらもう当分売れないだろうなと思ったらいくらであっても売りたいと思うかもしれません。
いくらであろうと自分が納得すればそれが妥当な価格と言えます。
ユーザー目線で不動産売却サイトを評価すると?ブログなども参考に!
どこの不動産一括査定サイトでも同じようなサイトをおすすめしていると思いますが、それは仕方がないことだと思います。
本当におすすめしたい不動産一括査定サービス、不動産一括査定サイトをおすすめするかというと、おすすめ比較サイトの運営者によって異なると思いますが、どこの運営者もちゃんとした査定サイトしか紹介したくありませんので実績があってちゃんとしているところしかおすすめできません。
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日常の住まいと暮らしのコストを見直すだけで得られる豊かさがあります。
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