山手イタリア山庭園-外交官の家、ブラフ18番館 サイクリング 撮影スポット
山手イタリア山庭園とは
山手に位置する、外交官の家とブラフ18番館と呼ばれる西洋の建物が保存されている場所を庭を整備して公園にしています。
山とつくだけあって小高い丘の上に作られていますので、山下公園方面の一体を見渡すことができる眺望のいい公園です。
洋館では、非常に歴史と趣きのある館があり、中を見学することができます。
1880~1886年の間、イタリア領事館があった場所のため、イタリア山庭園と言われています。
綺麗な左右対称な庭園はイタリア式庭園というそうです。バラが植えてあり、時期になると綺麗な花を見ることができます。
なんといっても洋館が魅力です。本来、洋館とはこういうものだったのだと思います。最近、建てた同じ造りの家を洋館とはいいません。和室なんかがあったりして障子がついた洋館だったりします。
しかし、レンガタイルや木製の壁、木製の窓枠などは今、新品の家を買うことができます。こんな感じで、今では洋館なんて今ではどこにでもどこの住宅地にでもあるのですが、ホンモノの洋館とは、やはり、この日本に海外の人が入ってきて外交が始まり、政府の要人などが住むために造られた、費用を考えず、ただ、その国の人が同じ生活をできるようにと造られたものが始まりです。
大使館のようなものだと思うのですが、やはり、各国の意識が尊重されています。作ったのは日本の職人であると思いますが、ところどころ日本の技術が診られるところもあるのですが、設計などは完全に海外の発想です。日本でありながら、完全に海外の建物が、交易のあった国の種類だけあったわけです。
一概に洋館という表現が正しくもないのですが、洋館という言葉は海外の家を、海外の設計者が、日本で、日本の職人が造ったという感じの建物を言うようです。
この辺りには当時の洋館がたくさん集まっていますが、内部を公開しているところでは一番充実していて美しい感じがする場所です。

3つの見学するものが寄せ集められている感じです。

ここが入り口のようです。
まさに玄関という感じです。
表札?というか、領事館時代もこれににた看板があったのでしょうか?
山の上の方にも出入口があります。
そちらはもう少し大きいです。

ここの門扉からの階段を上がって行く時が一番、趣があっていい雰囲気です。
雨の日なんていうのもなかなかいい感じです。

ちょっとした庭と展望台があります。
ここから横浜の町を一望できます。
昔は、ほんとうに景色が良かったことだと思います。
自然も豊かでとても心地よい風が吹いていたことでしょう。

この建物の色使いが洋館という感じです。
これこそ最高です。
今でこそ住宅メーカーからもこういう家を買えることもありますが、今見てもいいデザインで古さを感じさせません。
基礎の部分が石を組み合わせていて、鉄筋コンクリートの今の時代のものじゃないことだけが、本物のリアルタイムの洋館であることを物語っています。

ここは丸い広場になっています。

左右対称で、真ん中に水路がある、これがイタリア式庭園のようです。
大きくはありませんが、雰囲気だけでもということで作られたのでしょうか。
本場イタリアに行けば、もっと本格的な大規模な庭園が見られるかもしれません。
ただ、とにかく、きっちり、角張り、左右対称というのが珍しく、当時の日本庭園とは正反対の感じがします。
曇っていますが、かなりいいポジションです。
ちょうど、海沿いの建物に遮られてしまっています。
港湾が開発されて高層ビル、商業ビル、ホテル、公共の建物などが、たくさんそびえ立っています。
昔はこんなに無かったので、絶景だったはずです。
これは横浜地区では、有名な洋館です。
このインパクトはやはり、強烈で至るところでポスターに一カットある気がします。
こちらは別の洋館です。
2つの洋館があるのですが、こちらはイベントを行っていました。
現在でも実際に大勢の人に使われているということが素晴らしいと思いました。
ただ、見学するだけというのは、もはや、美術品であり、実用品として造られた洋館の目的とは違うわけです。
みんなの文化交流の場となっているというのは実にいいことです。
木もかなり立派です。
ここができた明治からの木だとは思えませんが、結構大きいです。
もし、明治の木だったら明治神宮レベルの巨木になっているかもしれません。
銀杏が落ちています。
イタリアで銀杏?
イチョウなんかイタリアにあったのでしょうか?
あるのかもしれません。
これがイタリアから来たバラです。
姉妹都市のリヨン市から贈られたプレステージ・ドゥ・リヨンという品種があるそうです。
カフェもありましたので、天気のいい日にはここでくつろぐといい気分になれます。
ブラフ18番館
山手町45番地に建てられた木造2階建の外国人のための住宅で、紆余曲折を経て1993年にこの場所に移築されてきたそうです。
ここにある建物は一度、バラバラに分解されてから持って来られたものだということです。
家というものは分解して他に移動できるものだというのにはびっくりです。木造だからできるのでしょうか?
木造で木組みのものは確かに、組み立て式ですので、骨組みや屋根、壁、窓ガラス、内部の装飾品などは移築できる気がします。

ここが入り口です。

この角度がこの建物を美しく見ることができるようです。こちらが表面だと思われます。
一応、敷地の中では裏側から入ることになると思うので、半周しないと表側に行けません。

こんな家あったらいいですね。
いまではなにかしら近いものがある気がします。
造りは同じでも補修されていて、表面に見える塗装や塗りは現代のもののはずです。

ここの窓なんて、、もう、、芸術品だと思います。
これも現代でも作れるはずですが、まず目にしません。
どうやって作っているんでしょうか???

まさしく、海外に住んでいる気分です。いいです。

なんという照明でしょう。
しかし、これだけ見事にいい味が残っているのは素晴らしいと思います。
これは和の要素とイタリアが融合した照明なのでしょうか?それとも、イタリアの照明?
分かりませんが、なんとなく、只者じゃないという感じを漂わせています。

こんな家あったらいいですが、公費だからメンテナンスできるわけで、個人が所有してたら、メンテ代だけで破産しそうです。
いい作りです。
ぱっと見には、よくありそうな家ですが、部品が、とくに窓枠が今はない木でできてる珍しいものです。
これはしょっちゅう色塗りをしていないとキープできないのではないでしょうか?
この緑がこの建物の特徴です。
扉、窓枠、手すり、全て緑です。
窓の下にある植木鉢置き場が何か、海外の町を彷彿とさせます。
ここだけ見ていたら、海外です。
こういうのも、昔の学校、といえば、そういう気がします。
昔の学校って洋館をモチーフにしているのかなって思います。
こんな晩餐が繰り広げられていたかと思うと羨ましいです。
もちろん、相当な有力者の住んでいた家なので、一般人には届かない世界です。
こんな椅子、似たようなものは現在のお金持ちの家でも見られます。
でも、そういうのとは違い、風格があります。
分かりませんが、やはり、年代物の当時のイタリアの最高品質の家具を輸入したのでしょうか?
だとすると、海外製の高級アンティーク品となり、かなりレアです。
左の防火設備が日本であることを物語っていますが、それがなければ、、、、
外交官の家
1910年(明治43年)に建築された木造2階建の建物で、明治政府の外交官、内田定槌の邸宅として、アメリカ人建築家のジェームズ・ガーディナーの設計で作られたそうです。1997年にこの場所に移築されたそうです。
アメリカといえば2バイ4じゃないんですね。何か、アメリカよりもヨーロッパの洋館をイメージさせます。
これもまた、2色構成の洋館で、尖ったデザインをしています。こちらもお金持ちの住宅なのですが、今の住宅と違うのはやはり、使っている色のシンプルさ、構造、建材の形で線を描いて模様のようにも見せている感じが素敵です。
別にデザインをこだわったわけではなくても、ただ、木製のサイディングに木枠の窓をセットしていけばこうなりそうな気もしますが、細部を見ると、デザイナーのオリジナリティーが見られる部分があります。
また、これだけのお金をかける家のデザイナーには名のある有名なデザイナーを起用していたに違いありません。
窓枠だって、今のようにカタログを見て注文するのではなく、どういう風に説明しながら職人さんに作ってもらっていくわけで、全ての部材がデザインされたものであると想像できます。
そのため、高級な住宅といえるのかもしれません。

こちらの洋館はまた斬新なデザインです。


もう、いい感じが出てます。
この角度を見ると、なんだか、アメリカという感じがします。

ここは、良い角度で建物を見ることができます。
でも、中にはいったらさらに感激することでしょう。

こちらは公園のもう1つの出入口です。
やはり、正面から見たほうがいいようです。

壁の構造について説明がありました。

住んでいたのは日本人だとわかります。
一気に和風です。
ここはデザイナーの本領発揮です。
ここでは、コックとメイドさんがいないと様にならないことでしょう。
こちらがメインの玄関だったような感じです。
和の作りなのですが、カーテンがあります。
照明もカーテンです。
これこそ、和洋折衷、現代の洋風住宅のさきがけです。
こういうランプを取り寄せて家につけてしまう気持ちは昔からあったようです。
カーテンや内装はとても重厚です。
その隙間の窓からの木漏れ日がいい雰囲気を出しています。
昔は蛍光灯はありませんでした。夜は薄暗い明かりだったはずですし、昼間でもこのように暗い感じだったわけです。
そう考えると、昼間でこの暗さというのは現在の住宅とはだいぶ違います。
床や部屋が広がっていく様子はとても開放感を感じさせます。
ここは個人の住居だったのです。
かなりの裕福な人の家ですが、やはり家です。
モデルルームを見学している気分になれます。
こういう風呂場なんていうのも確かに現在のモデルルームにあったら最高です。
100年前の家のモデルルームなのですから凄いことです。
なんだか、これを現代風に作りなおしたシャワーが高級水栓としてよく売られています。
こういう綺麗にメンテされた建物を見ているとついつい、外壁塗装のことを思い出してしまいます。うちも塗り直さなければ、、、そう思うのですが、こんな公的な資金が入っているようなところのように贅沢に数年に1度塗り替えるなんて無理です。
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できれば最小限に済ませたいというのが一般人の気持ちです。外壁塗装はちゃんと塗料の種類まで見て、必要なメンテは何があっていつやるのかということを全部まとめてしまって、もうメンテなんてしないで済むくらいにしてしまいたいものです。
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