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庭や外構や植栽は贅沢なのか?という社会現象について
昨今、非常に注目されているのがGXという取り組みで世界が人類が緑化に取り組んでいます。
なんでしょう?
固定資産税に緑化のための税金が強制徴収されるっていうじゃありませんか?
そういうわけで、これから住宅でも植栽、グリーン、庭の部分が劇的に増えることになるでしょう。
ロックガーデンなんてものはすでに資産価値もあって、1000万円くらいかけないと満足できる植木が買えないでしょう。なんていうのもあるようです。
なぜか、緑のない家は貧乏な家に見える。緑がある家は高級感が漂って見えるという問題について
不思議じゃないですか?
でも、みなさん、そう感じるはずです。
貧しい家庭には緑はありません。
枯れてしまいます。生活が苦しくなると世話もできません。
雑草が生えてきてうっとおしいので最悪なことに除草剤をまいてしまいます。おろかですね。
自分たちも消えたいのでしょうか?
逆に言うと、実際に年収が少なくても家が緑で溢れていると高級感が漂って見えます。
庭に植木を植えるのはお金かかるの?自分で植えればかからないのに。
そうなんです。
どんなに高級な植物でもドライガーデンでもない限りは
高くても、数千円も払えば庭に植える植物が買えます。数百円から苗は売られています。
それを買って植えれば、食費よりも安くすみます。
しかし、実際に緑がある家を見ると、全くない場合と比べて数百万円くらい高い家に見えます。
なぜでしょう?
緑を植えた事によってかかるコストがある!
植物を植えるのにお金はほとんどかかりません。
貰い物でもいいわけです。
ただし、維持するのに手間がかかるのです。
これを贅沢とみなすのか?無駄とみなすのか?
これはその家庭の経済状況によるでしょう。
どれくらいかかるかというと、もっとも大変なもので1本あたり年間10時間とかかかったりします。
これが10本あったら100時間。時給いくらにするかはわかりませんが、千円でも10万円。サラリーマンなら20万円分の労働になります。
この間働けるかといったら疑問がありますが、普通に年間数十万円から100万円くらい手間がかかると考えてください。
水道代や肥料代なんて湯水のようです。
半端ないのが手間賃です。
落ちた葉を毎日のようにはかないといけません。
これだって大変な労働です。
生産性のない労働だから無価値だというのか?
といえば、政府が無理やり仕事を作るために、トイレに管理人を立たせて仕事とした国もあったくらいで、掃除なんて立派な仕事です。
雇い人にメンテナンスを依頼すれば、まあ、それは年間100万円くらいかかるでしょう。
だったら、近所の公園にいったほうがいいじゃない?
となります。
それでも、無料の公園はボランティアの労働力で支えられているのです。
無償では楽しめないのです。
さて、ここまで読んだら、庭や植木は贅沢なのか?
という疑問に答えが出たと思います。
庭は贅沢!
外構工事は業者に払うお金が割高ですが、
植木はもっと贅沢!
リアルにお金がある人にしか維持できないからということです。
その生活そのものが贅沢なのです。
ですから、GXを推進しようといっても、民の生活レベルが上がらないとそんなもの維持することができないのです。
ただの悪名高い増税で終わってしまうのです。
やっばいですね。
すでに政府のGX政策は失敗しているということがわかってしまいます。