1兆円のカジノに誰が行くのだろう?
少なくとも日本にラスベガス型のカジノを求める人が多いとは思えない。
横浜市では多数決でできないことになった。大阪にはできることになった。
目次
- 1 ラスベガスには行きたいけど、日本のカジノに行きたいか?
- 2 管理国家日本はどこまでいくか?
- 3 もしも、夜中に叫ぶ住人の隣に家を買ってしまったら??
- 4 犯罪を減らしたければ緑化?ガーデンシティー構想の効果とは?
- 5 株が上がるのは若者の将来に希望が持てないから!!
- 6 首都機能分散で23区のタワマンの価値が下がって受験戦争が勃発する!?
- 7 スマートシティーの監視とリスクとは
- 8 タワマンに頼る日本経済は終わる?太陽光パネルで戸建住宅を減らしていく?
- 9 自分の街を作りたい!
- 10 空き家税は空き家対策にはならない!不動産バブルが弾けるぞ!
- 11 保護と保護はセットで!人権保護なのか仕事を守るべきなのか?
- 12 アメリカは景気が良いのに利下げして、日本は景気が悪いのに利上げするのはなぜ?
- 13 今週のバブル度(2024.12.19時点)
- 14 事故物件じゃないのに売れない家を子供に残すのは迷惑!
- 15 タワマンバブルで日本も利上げするのか?住宅ローンはどうなる??
- 16 AIが流行ったら大部分のホワイトカラーの人間が仕事を失うけど、やる意味ある?
- 17 どうやったら超富裕層になれるの??
- 18 23区の人口密度は異常?昔は他の都市と比べると見えてくることがある!
- 19 サウジアラビアのメガシティ構想とは?
- 20 家を買うときに最大限お金を効果的に使う方法とは?
- 21 今週の指数予想(2024.12.9時点)
ラスベガスには行きたいけど、日本のカジノに行きたいか?
さて、
単純に考えて、ラスベガスに旅行に行ってカジノが併設されたホテルに泊まってショーを見るのは楽しそうだなと思います。
でも、日本でどんなにアメリカ風を演出してもアメリカに旅行に行きたいのであって、アメリカ風のホテルに泊まりたいわけではないと思うのです。
ネットでラスベガスのカジノの様子を見ただけですが、これは日本に住んでいる人には楽しいと感じられないように想像できます。
なぜなら、ゲームセンターのメダルゲームコーナーに行ってプレイしてみてください。
みんな子供から高齢者まで夢中になってプレイに興じています。
高齢者が依存症のようになって夫婦揃って一目散にやってきてプレイして、おやつにバナナとおにぎりを食べているのを見た時に、「ああ、これが日本的平和的カジノだな。」と確信しました。
いくら依存しても、千円か二千円もあれば腕が疲れるほどメダルがもらえます。
カジノだと一千万から二千万と1万倍増えるでしょう。
すでに、日本ではスロットなどがありますので、そこでお金を使いすぎてしまわないようにゲームセンターにきているのだと思ったのですが、純粋に面白いのです。
お金が儲かることはありません。
楽しんだらお金もメダルも回収されていきます。
純粋なエンタメです。
だからいいんです。
メダルゲームは日本に馴染んだカジノ
メダルゲームコーナーはものすごい工夫がこらされていて、あらゆる方法でプレイヤーが楽しくなるような演出が楽しめるのです。
これこそ日本の万人が楽しめるIRであり、カジノ型ゲームだと思います。
格好をつけてルーレットやポーカーをしながら、100億の商談をまとめるというような使い方が映画のようなかっこいいカジノのイメージです。
そういう社交場というのか、いろいろそういう著名人を引き合わせる人がいて、自分の家に呼んでパーティーなんかをして、リクルート活動や商談をマッチングしたりして世界中の経済を橋渡しするなんていうのは昔からあった話です。
私的にパーティーを開くといろいろと問題が発生するのでそういうことをまとめてやろうというのが、IRなのかと思います。
MGMリゾーツのHPを見てもビジネスの場として活用することが考えられているようです。
もう、営業とか部長とか、、そういう次元じゃなくて、ゴルフ接待のときにちょっと商談が決まる、というようなイメージですね。
ゴルフ以外にもこういうのはどうですか?
ということで、競馬場は市場のようなガヤガヤした感じが売りのものでセレブ感はあまりないですので、こういう場がいいのかもしれません。
ゴルフ場だと後ろから来たグループに聞かれてないか、気にしながらプレイも結構大変なので、商談どころじゃないかもしれませんし、フィクサーのような人はそんなに歩くのは嫌だという方もいらっしゃるでしょうから、万人に受ける卓上ゲームというつまみを用意するということなのでしょう。
でも、東京でどこの業者があそこにタワマンを建てるのか?
っていうことをIRで決めるとも思えませんし、、、
一体日本にカジノ需要がどれだけあるというのかよくわかりません。
日本の観光業としてのホテルでしたら、全く違うものになります。
でも、USJやディズニーのようにアメリカを一瞬体験できる場所もいいかもしれません。
いや、すでにあそこも日本的おもてなしの精神であふれていて、アメリカ感はありません。
大阪とハウステンボスでカジノ
万博後の大阪だけじゃなく、
ハウステンボスにもできるそうです。
なんだかイメージが湧いてきました。
ハウステンボスはヨーロッパの雰囲気を味わう場所。
ハワイアンセンターのように、、外国に行きたいけど行けない。雰囲気だけでも。。ということなら、
もういっそう、ここまでふりきってしまえば、なんとなくわかります。
でもヨーロッパとカジノっていうのはマッチしないような、、なんだか、ごったに遊園地のような顛末が見えてくるような、、最後はフラワーパーク、とりあえず花を植えておこうと割り切った地域は偉いと思います。
和歌山はやめておこうとなったようです。
なんというのか、六本木とか、経済特区と呼ばれるところに作ったらいいじゃないですか!?
って思うんですが。
でも、結局、商談って少しずるいことを考えて、こうやったら儲かりますよ。。って、越後屋が悪代官にもちよってくるもので、美味しい話なんてポンジスキームなんじゃないの?って思ったりします。
一般庶民は、おとなしく、ビットコインかオンラインカジノでもやっておいたほうがいいでしょう。
法整備がされたということは、オンラインカジノが規制緩和されるでしょう。
そうなると、爆発的に広がりますよね?
パチンコの売上、FXの取引高、これらを考えれば無限のビジネスチャンスがあるように思います。
ただ、オンラインでスロットやポーカーをやって面白いか?
といえば、、、、、
ですよね。
もうすでに、オンラインも埋まっています。
今以上に面白いとは想像できません。
そんなわけで、この企画はどうなのでしょう???
辞退した自治体が偉いかのように思えてきました。