すでにお気づきのことかと思うことを以前に的確に指摘しているビジネスジャーナルにありました。
2022年3月の記事です。
預言しているかのように今を表しています。
すでに返済遅延増加…日本人が目を背ける住宅ローン破綻&物価急上昇の恐ろしい現実
https://biz-journal.jp/2022/03/post_282635.html
ようするに、
物価は上がるし、増税がくるし、金利もじわじわ上がってきそうなことが現実味を帯びた今、もうこの記事が現実となる日は今年くらいからでしょう。
実際に、住宅ローン破綻する人も多いのではないでしょうか。
ただでさえ、ぎりぎりまで100パーセントローンを借りていた。とか、関西年齢がとてつもなく高齢にしていて、年収に比較して多額の借金をしている人が大勢日本にはいます。
それでいて、政府や金融機関は無頓着に振る舞いますので自己破産は自己責任でやらなければなりません。
さもないと、人生終わらせると先走ってしまう人も多いでしょう。そんな悩みも増えていることでしょう。
タワマンはたしかに人気です。
戸建住宅が全然、人気がありません。
つまり、リーマンショック前にちょっとしたバブルっぽい雰囲気の時期がありました。あの頃から、100パーセントローンで賃貸よりも安く買えますよという安い低価格帯の建売住宅が簡易的な看板でたくさん売られていました。
思わず釣られて買ってしまった人も多いことでしょう。
ここで、これを売ってローン完済しようと思っても、現在の評価額が驚くほど安いことに気が付きます。自己破産という未来が見えてきます。
こういうのは、子供が生まれた。とか、考える余裕がない時に急かされるようにして買うのです。
建売住宅も建っていないのに買うのです。ただ、土地を見に行った、賃貸を探していたはずなのに、1ヶ月後には建売住宅をフルローンで買っているのです。
これはなかなかの地獄の始まりです。不思議なことに大手メガバンクがこういうことに協力していたりします。
本当に金融の世界は弱肉強食です。
情弱はあっという間に餌食になってしまいます。
さらにいうと、これだけ無茶して買った家が買った当時から値段相応の価値がない物件だったりすることがザラにあります。
これが、GDPを押し上げている一番大きな買い物である、「住居」の中身なのです。
それが資本主義だといえばそれまでですが、本当に恐ろしい時代に生きています。新しい資本主義といわれていますが、貧富の差をなくす方向に進めるといっていますが、どうでしょうか???