犯罪を減らしたければ緑化?ガーデンシティー構想の効果とは?


犯罪を減らしたければ緑化する?

日本ではヤブのようなところがあると、だいたい「ちかんにちゅうい!」という看板があったりして、過去に犯罪発生の履歴があるということがわかる場所が多々あります。

緑化が犯罪防止になるのか?

という疑問があるのですが、おそらくそれは、人目が隠れるようなヤブのような、笹が背丈以上に生い茂ってしまったような雑木林などが犯罪発生の場所になる可能性があるということだと思います。

古代からヤブは人目を隠れて入る場所でもあったことでしょうし、それはそれで正しいのでしょう。

ここで、緑化というと植物が生えていればいいと思いがちですが、そうじゃないのです。

GARDEN CITY構想ですので、庭園都市という訳なのですが、日本では近代化の中で「田園都市」として紹介されています。

ガーデンと田園はだいぶ違うと思うのです。

高級住宅街の田園調布に来たのに田畑がないじゃないか!?

って、思った人も多いはずです。

庭園都市のほうが正しいと思います。

だから、街の中にヤブじゃなくて、ガーデンを作るのです。

そうすれば犯罪は減るでしょう。

また、公園でも昔の新宿や渋谷の公園のように、犯罪の巣窟のようなイメージの公園もガーデンとは違います。

錆びた遊具と排気ガスにまみれたツツジだけの枯れかけた植栽。

こういうのは夜の犯罪の発生場所になりがちです。

そうじゃなくて、ちゃんとお金をかけて綺麗に整備している庭園が必要なんです。

そういえば、東京都で街路樹を?本植えるぞ!

って頑張って言っていましたね。

あれも、ただ、ツツジを植えまくったり、ありがちな木を植えればいいってもんじゃないんです。ちゃんと手入れしてきれいな町並みを演出できるってことが一番大事です。

成功例は表参道のイチョウ並木です。

ガーデンシティー構想の効果とは?

ガーデンシティー構想で大きいのが都市部のまちづくりに庭園を取り入れることで、効果や目的としてはスラム街を作らないようにする。

スラム街を作らないとはなにか?日本では馴染みのない言葉ですが、

ようするに、

治安がいい街!

ということになるでしょう。

治安がいい街を作るには?

これは日本が目指している一番大事なことです。

そして、ガーデンを街の中に作ることで犯罪発生率を減らすという効果はあったのか?

といえば、町内会で空き巣被害が劇的に減ったとか、性犯罪が減ったとかいろいろあります。

狭いエリアでの効果しか測定し辛いのだと思います。

木を植えるのは大したことないのですが、その後、定期的にメンテナンスをしていくと膨大なコストがかかります。

これを町内会で引き受けてくれるとありがたいということで、官民一体でやっているところが多いようです。

植樹作業や必要経費は公的機関がお金を出して維持管理を住民が行うというのはじつに理想的ですよね。

どうして、植物が犯罪防止に役立つの?

どうして、そんなことに気がついたの?

ハワードさんたちはそういうことを知っていたのでしょうか?

Town-Countryという概念

もともとはTown-Countryという概念を言っていたので、田舎街というのでしょうか?

地方都市や郊外の街という感じもします。

しかし、求めているものは、

  • 自然の美。社会的な機会。
  • 簡単に野原や公園にたどり着ける。
  • 低い家賃、高い賃金。
  • 低い税金、やることはたくさんある。
  • 低い物価、重労働はない。
  • 起業のための場所、資金の豊富さ。
  • 澄んだ空気と水、よく整備された下水。
  • 明るい家庭と公園、煙やスラムはない。
  • 自由。共働。

こういうもので、まさに理想郷といった感じです。

でも、今真剣にこういう街を実現しようと考えている最中なのです。

残念ながら、

低い家賃、高い賃金。低い税金、低い物価というのは実現不可能だとわかります。

ただ、他のことは日本ではインフラ面では実現されています。

起業のための場所、資金の豊富さ

というのはまだ当分無理そうです。

明るい家庭と公園、煙やスラムはない。

子どもたちが家庭と公園を往復して楽しめるようにするということですね。

家庭環境に問題があって家に帰らずスラム街にたむろっているというのが一番いけないことです。

煙は公害なのか、違法薬物のことなのかわかりませんが、

スラムといえば、後者のほうでしょうか。。

問題を抱えた家庭が明るく暮らせるなら、犯罪も発生しないでしょう。

問題を抱えた家庭を健全に保つには?

では、どうやったら、問題を抱えた家庭を健全に保つことができるのでしょうか?

それはやっぱ、庭だと思います。

家庭から公園までは距離があります。

家庭の近くには周りの家の庭が常に目に入るのです。

この庭を整備することで問題のある家庭を健全に保つ効果が発揮できたら最高に効率的なはずです。

マンションでいえば、共用部分を緑化して癒やしの空間にすることです。

ホコリまみれの雑居ビルの廊下のような場所は犯罪の温床となりがちです。

組織のアジトがあるイメージといえば、倉庫のような雑居ビルというのが定番です。

誰も居ない殺伐とした空間よりも、

生き物がいる感じがするだけで、問題を抱えた家庭の人にも「いけない。ちゃんとしよう!」って思わせることがあるようです。

人類の歴史上、戦争してないときはないというくらいに殺戮の繰り返しでした。

そういう中でもっとも戦争の激しかったヨーロッパで覇権国家となったイギリスあたりの知識人が言うのですから、それなりに根拠があったのでしょう。

もう、近代化される前の日本では江戸時代から植木が盛んだったり、庭園があって池に鯉がいて、、というように、どこの史跡に行っても庭園があって、

こういうのが当たり前のものとして身近にあったのでよくわからないのかもしれません。

しかし、近年、そうじゃないケースが増えてきました。

都市部の住宅は狭小密集!

都市部では庭はなくなり、地面はアスファルトと土間コンで埋め尽くされています。

もちろん、庭を作る場所なんてありません。

都会は色々な人が集まってできた集落です。

そんな庭園がない場所で問題の抱えた家庭がちゃんとしようと目覚めることがあるのでしょうか?

あるはずもありません。

都会に住んでいるということはそれだけでお金はかかるわけです。

それなりに収入がないと住めません。賃貸であれ所有であれ高いものです。

土地代だけでいえば、結構なお金持ちになるのに、家は隣とぶつかりそうなくらいにひしめき合い、細長い板状の家が建っています。

都市部の下町の住居によく見られます。

決して貧乏じゃないです。

収入があるのに問題を起こしてしまう家庭があるというのは単純な貧困の問題じゃないのです。

こっちのほうが手に負えない、難しい問題があります。

ようするに都市部の建ぺい率を下げればいいだけなのですが、今さらいうな!

という感じで、無理なんですが、

せめて緑化面積を義務付けるとかいえばいいんでしょう。

ソーラーより、緑化にしろといわれても、屋上に芝生なんか敷いたら苔が生えて屋根が痛むわけです。

誰も見えないですし意味がないです。

植木鉢でもいいからノルマにして植えさせたとしても、置く場所がありません。

だから、自由が効く公園や街路樹で緑化しようという結論になったのでしょう。

また、補助金出して再開発を促していますね。

商店街が共同でタワマンを建ててそこに住んで空いた部屋を売るというものです。

共用部には緑が置けるでしょう。

しかし、住居費が高すぎるんですね。

自治体としては集積化したほうが税金が多く取れるわけで、タワマン化の流れが進んでいるのでしょう。

団地やマンションの共用部や公園を住民がメンテするという行為が意味があるのであって、タワマンの微小なガーデンを管理会社にメンテさせていたら、また緑化の効果がなくなりそうな気がします。

でも、大丈夫でしょう。近くに公園を作らないといけないはずですから。

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