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都内のタワマンバブルはいつまで続く?
今のタワマンバブルがどうしておきているか?
なんだか見えてきたような気がします。
タワマンを建てるのに税金が投入されている??
2021年の朝日新聞の鋭い記事です。
「タワマン建設、税金が支える 東京都内の再開発事業で依存率68%も」
https://www.asahi.com/articles/ASP9572D1P8LULFA02K.html
たしかに驚く記事ですね。
- 「税金依存率」が高い地区は①上板橋駅南口68%、②JR小岩駅北口(江戸川区)58%、③十条駅西口(北区)47%、④大山町クロスポイント周辺(板橋区)44%
- 46地区を平均すると事業費全体の12%を税金に依存している。
- 46地区中44地区に交付金
たしかにちょっと、オーバーなんですが、1〜2割を交付金ということのようです。
ちょっと、よく読むと、違う印象を持つことになります。
- 地権者が再開発事業組合を作る。
- タワマンを建てて自分たちのエリア以外の床を開発業者に売る。
- 売ったお金で既存建物の解体費用、タワマンの建設費用などを支払う。
これで足りないお金を交付金としてもらっているようです。
なんだかちょっとおかしくないでしょうか?
町おこしとしてタワマンが建設されている!
ミッキーランドやなんとかポートのようにタワマンがアトラクションとなっている感じですね。
これを使って町おこしをするんだ!
という商店街の気概が感じられます。
タワマンには1階部分に商店エリアがあり、商店街と親和性が高いでしょう。横浜あたりのタワマンでは1階部分にライブハウスがあったりしていて、もうこうまで違うものなのか?っていう、気がしました。
だって、閑静なはずの住宅、寝ているときにライブハウスを併設です。
すごいですよね。
もちろん、外部へ音は漏れませんが、そういう人が集まってくるわけですが、それさえもプレミアになるというのです。
さて、
都内、山手線の駅であっても、もう老朽化した商店街はやはり厳しいです。
後継者がいるわけでもないのでシャッター街です。
であれば、タワマン開発したほうがいいですよね。
商店街としては他のショップが入り、自分たちも医院くらいはメリットを受けれて住居も得られる。
これは流行るわけです。
タワマンって再開発事業なんだな。。
と改めて実感しますね。
2022年にバブルが弾けなかった!?
2022生産緑地問題があったのですが、コロナのせいでうやむやになって、動きがストップしてしまいました。
一応、9割型生産緑地を延長したそうです。
しかし、この1割が時間差で宅地として供給されることを考えると、これからっていうことでしょうか?
2023年にバブルが弾ける?
世界がなにかありそうなので、おそらくここでいくでしょう。
アメリカが完全に不況入りを目指しているので日本は従うだけです。
そして、値上がり率が激しい。在庫があまりすぎている。
そういう状況から考えても、アメリカでバブルが弾けて、日本が弾けない理由は1つもないのではないでしょうか?
2024年以降もバブルが弾けない可能性は?
日本が毎年高いインフレを起こしていくことで可能かもしれません。
赤字国債も2000兆円3000兆円くらいまでいく覚悟があればいいでしょう。
ただ、ビックマックが2000円くらいになって、貯金が意味無しになって株価が10万円くらいになって、不動産は10億円くらいになっていることでしょう。
こうなっていけばあと10年くらいバブルが続くといっていいでしょう。
そして、ハイパーインフレとは行かずとも、一応、偉大なる経済大国という位置づけからそういうことは許容されないので、政策金利が10%を超えてきて、普通にバブルが弾ける日が来ることでしょう。
どこまで行けるかのチキンレースです。
どちらになるかは?
どちらになってほしいですか?
それは民意が決めることです。
べつにアンケートも取らないですし、投票もしないのですが、
民がこんなのやってられない!
って思う人が多数派になった時点で暴落が始まりますので、やはり経済は群集心理で動いているわけです。
ですから、
あなたが、いつまでバブルが続いてほしいか?
ということが答えとなります。