目次
- 1 【第2回】「日経平均株価をAIで予想するプログラムを作ってみよう!」 ー(AIブームなのでマクロ経済学を考えてみよう!)
- 2 日本の街の環境はいいけど、悪い人が居たら途端に価値がなくなる!!
- 3 貧困家庭が増加して、街にあふれて後戻りできない高校生たち
- 4 【第4回】「相関関係が一般に認められている有名な法則とは?」 ー(AIブームなのでマクロ経済学を考えてみよう!)
- 5 AIが流行ったら大部分のホワイトカラーの人間が仕事を失うけど、やる意味ある?
- 6 【第3回】「AIで解析するデータセット(対象)を探す!」 ー(AIブームなのでマクロ経済学を考えてみよう!)
- 7 日本最古の分譲マンションは63年しか経っていない。そのうち25年は建て替えのための承認集めの時間。
- 8 もしも、夜中に叫ぶ住人の隣に家を買ってしまったら??
- 9 水性生物飼育下における世界秩序の崩壊と力の均衡による抑止力の実証実験
- 10 日本国民の知能レベルがどんどん下がっている理由はなに?
- 11 首都機能分散で23区のタワマンの価値が下がって受験戦争が勃発する!?
- 12 スーパーシティやスマートシティーの目的は高齢者の集約化?
- 13 今週のバブル度(2024.12.19時点)
- 14 タワマンに頼る日本経済は終わる?太陽光パネルで戸建住宅を減らしていく?
- 15 一体誰のせい?知らない間にアルコール中毒で家を失うかもしれない話
- 16 【日本特有の理由がある】高級住宅地の定義とは?
- 17 無理やりデフレ脱却、インフレさせると大きな危機が起きるはず!
- 18 国際金融都市の真打ちは東京ではなくインドのGujarat(グジャラート)州のGandhinagar(ガンディナガル)地区のGIFTシティー
- 19 家を買うときに最大限お金を効果的に使う方法とは?
- 20 日本人が減っていく確率が圧倒的に高いというか確実!?最悪のタイミング!
- 21 NVIDIAから始まるAIバブル開始とバブル崩壊
【第2回】「日経平均株価をAIで予想するプログラムを作ってみよう!」 ー(AIブームなのでマクロ経済学を考えてみよう!)
お決まりの例題ですが、
答えは毎回、予想ができない!相関関係はない!
などという結果が出るだけです。
それは当たり前のことです。
なぜ、AIを使っても日経平均の当たりを予想することができないの?
どんなに優秀なAIモデルを使っても当たりを見つけることはできないはずです。
その理由として、まず、「ノイズ」が挙げられます。
これは、どんなものにでもあるのですが、正確なデータ測定を不能にする1番やっかいなやつです。
普通はこれをフィルタリングしてノイズを除去してからデータを解析して、どういう数式に当てはめられるかを考えていくのです。
ただし、条件があります。
情報の大部分がノイズで出来ている!
こういうケースの場合は分析が不可能になってきます。
たとえば、
以前はTwitterといったり、Xといったりしていたものがありますが、
もっと昔の日本にあった掲示板サービスの2chというものもありました。
これらの情報を解析しようとしても全く歯がたちません。
それはノイズが多すぎるからです。
大昔の日本には便所の落書きがたくさんありました。
その内容を真に受けて信じる人はいないように、そのようなノイズデータを解析しても意味がないということです。
そして、
日経平均株価からノイズを除去したらどうなることでしょうか?
おそらく、何も無くなってしまう??
気がします。
以前の国債価格のようにずーっと同じ線であるときピッと上がったりしてまたずーっと真横に伸びて、また、ピッと上がって、階段状になっているような感じです。
これでは、日銀の政策がそのまま反映されただけのつまらないデータになってしまいます。
それなら、解析するまでもなく日銀の政策を聞いてそのとおりに動けばいいわけです。
日経平均株価は日銀の政策では決まりません。多少は影響されますが。。
つまり、
この課題の答えは、
ノイズしかないので解析する意味がない!
という答えになると考えます。
まず、はじめに、適切な解析対象を選ぶことが大事です。
次回へ続く
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