どうして古いレトロな中古住宅が売れるのか?


どうして古いレトロな中古住宅が売れるのか?

最近ネットで中古住宅を見ていると、築35年なのに3500万円以上の値段がついている住宅が売られたりしています。

これは土地を売るために 家がついている状態のものではなくリフォーム済みのものでこの値段で売られたりしています。

およそ、土地だけの価格ではなくちゃんと家の価格が反映されたものであると言えます。

こんな高い値段で古い家を買うなんて一体どういう人なのだろう?

買う人なんているのかな?

と、不思議に思っていたのですが数ヶ月以内に新しい人が住んでいました。

築35年の木造中古住宅が高値で売られている不思議

以前の感覚では10年以上経過した住宅はほとんど価値がないという認識でした。

おまけで多少の値段がつくということはあるかもしれません。

また、フルリノベーションをしたような物件ですと古い 築年数のものでもそれなりに高い値段で売られているのは分かります。

しかし、全く何のリフォーム もされていない状態で築35年の木造 中古住宅が売られているのです。

税金対策のために建物が建っている状態で売っているのかと思いきや、そのまま住むか軽いリフォームをして住むという前提で売られているのです。

売る時に専門家が家の状態を細かくチェックしてくれているはずなので雨漏りなどはしてないはずです。

またシロアリ などに食べられたり腐ったりしているということもないでしょう。

古くてダサいというか昭和レトロな雰囲気

住もうと思えば 住める状態の家と言えます。

しかし、古い家には匂いがありますし、前の人が住んでいた生活感というのかなんとなく 使用感が見られるわけです。

また、デザインも レトロというか、昭和臭いというか古い感じがしてどうしてもいい感じにはなっていないものです。

家というのは洋服と同じようなもので直接肌に接するものです。

そのようなことからも、中古住宅 なんて考えられない、木造なら絶対に新築だけしか 住みたくないと考える人がほとんどだと思っていました。

買う人なんかいるの??

もしも、家の値段が0円で土地だけの値段になっていたとしたら、フルリフォームをして自分なりの好きな家にしようかと思う人もいるかもしれません。

しかし、古い築年数の家で家の値段も上乗せされたような価格の中古住宅を買う人なんていないのではないかと思ってしまいます。

たとえば、家の値段が300万円だと言われても構造だけの値段と考えるなら確かに安いかもしれ せん。

しかし、1000万円ぐらい建物の価格として上乗せされているような中古物件はもうそのまま利用して住むしかありません。

それはつまり内装に対するこだわりというのが全くないということになります。

また、外観に関してもよっぽどおしゃれなものであれば人気は出るかもしれません。

例えば、ログハウスや山小屋のような家であれば多少古くなったものでも味があるということで中古住宅でも価値はあるかもしれません。

また、こういった ログハウスなどの住宅は構造がとてもしっかりしていて木が太いので耐久年数がとても長くなっています。

このような特別な価値がある住宅であれば、古い中古住宅でも十分に価値があると思います。

でも、何の変哲もないその当時の新しい安いコスパ重視の建材を使って建てられた普通の家にそんな高い値段を払うなんてとても信じられないのです。

子供がいる少し若い夫婦が買った

そんな築35年ぐらいの中古住宅が売りに出されているところをちょくちょく見に行く機会がありました。

何回か見た時には売れていませんでした が、2〜3ヶ月ぐらい経った時にはすでに人が住んでいました。

そして、庭に置いてあるモノから家族構成を推測することができました。

子供が遊ぶようなグッズがいくつか置いてありました。

それ以外はほとんど何も置いてない手つかずの状態という感じに見えました。

表札も 紙にマジックで走り書き程度に書いてあるようなものが貼ってあるだけでした。

買った理由は考える時間がなかった?

この家の様子を見た時にこの家を買うことにした 最大の理由は考える時間がなかったということだととっさに思いつきました。

引っ越しをするのも時間ギリギリで何とか引っ越してきたという感じで住んでいるのでしょう。

おそらく、賃貸の更新が近づいていて近場で条件が合うところで自分の年収で手が届く範囲の値段の住宅を探していたのだと思います。

そして、子供の年齢かもう住む場所を固定しなければいけない時期になっていたのでしょう。

賃貸の更新時期と子供の入学などが重なっていると、もうこれは大変なプレッシャーとなってくるはずです。

見た目よりも新しさよりも綺麗さよりも匂いよりも今すぐそこに住める家があるということが最大の決め手だったのだと思います。

おそらく何年後かになって冷静になった時に後悔するかもしれません。

でも、本当に後悔するのは子供が大きくなった15年から20年後のことでしょう。

その時にはもうどうすることもできない手遅れな状態となっています。

中古住宅であるためにこれ以上住むことができないような大きな問題が生じている可能性があります。

そうなった時に大規模な修繕を高額なお金をかけて行わなければ住み続けられないという選択に迫られるでしょう。

この時に新築で買った 思い出のある家であれば、多少のお金をかけても人生を全うするまで住みたいなと思うかもしれませんが、元々かなり古い年代の家を買ったとなるとこれ以上お金をかけるのが馬鹿らしくなってしまうでしょう。

しかしながら、他にどこかに行こうとしてもマンションや 戸建てを買うにしても高すぎて手が出せません。

また古い中古の家を買おうと思ったら、前よりも高い値段で売られているインフレした世の中です。

結局、不本意ながら気に入らない古い中古で買った家を泣く泣く 高いお金をかけてリフォームするのです。

耐えられますか??



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