目次
- 1 国際金融都市の真打ちは東京ではなくインドのGujarat(グジャラート)州のGandhinagar(ガンディナガル)地区のGIFTシティー
- 2 サウジアラビアのメガシティ構想とは?
- 3 「移民がいっぱい来てもいい?」日本のシンガポール「みなとみらい」のタワマンを買って転売したら儲かる?
- 4 【日本特有の理由がある】高級住宅地の定義とは?
- 5 ヨーロッパのアルベロベッロ(Alberobello)の住宅は凄いぞ!
- 6 タワマンに頼る日本経済は終わる?太陽光パネルで戸建住宅を減らしていく?
- 7 なるほど、たしかに民主主義が終焉するなと思う。高級分譲マンションが負の遺産に。
- 8 水性生物飼育下における世界秩序の崩壊と力の均衡による抑止力の実証実験
- 9 スーパーシティやスマートシティーの目的は高齢者の集約化?
- 10 無理やりデフレ脱却、インフレさせると大きな危機が起きるはず!
- 11 【第3回】「AIで解析するデータセット(対象)を探す!」 ー(AIブームなのでマクロ経済学を考えてみよう!)
- 12 自分が得意なことを極めるのがいい!
- 13 武蔵小杉の会社は自社ビル売ってタワマンに建て替えたほうが儲かるんじゃないんでしょうかね。
- 14 スイスのヴェンゲン(Wengen)の住宅は凄いぞ!
- 15 【もう無理!魚食文化が滅びる】日本は全面釣り禁止になる未来しか見えない!?
- 16 昔からの日本企業が無秩序状態になるとどうなるか?完全管理社会の問題点とは?
- 17 自分の街を作りたい!
- 18 不動産バブルが弾けそうだから農地転用が認められないってことある?
- 19 NVIDIAから始まるAIバブル開始とバブル崩壊
- 20 ロボタクシーが走る未来は来ない!?今からテスラ株で儲けるのは厳しい?
- 21 ある貧困夫婦の一生と住居という巣
国際金融都市の真打ちは東京ではなくインドのGujarat(グジャラート)州のGandhinagar(ガンディナガル)地区のGIFTシティー
開かれたインドなんて言われていますが、本当にそこに答えがあったのですね。。
驚きです。
隠しているわけじゃないですが、注目度はとても低くなっています。
そんなものです。
これからはアジアの時代!?
よく、これからはアジアが世界の中心と言われていますが、理由としては、
「ミャンマーのモンケット村から半径3300km以内のエリアに世界の人口の半分が集まっている。」
ということのようです。
これは世界地図で見ても本当に小さい範囲です。アメリカの東西の距離が4000kmくらいだと思います。
日本の北方領土から与那国島までの距離が3300kmくらいだと思います。
半径なので日本の領土の2倍くらいの長さに世界の人口の半分が入っているのです。
そして、さらにアフリカがこれから人口爆発しそうです。
そのアフリカもアジアの隣りにあるわけですから、必然的に中心地といえるでしょう。
東京の港区あたりにいっぱいビル建ててるけど、ここに国際金融都市を作るの?
日本の国際金融都市構想はどうなっているんだ?
と、みんなが思っているように、なんだかビルだけ建っているのに何も決まっていない。テナントも決まっていない!!
という、なんだか、あれ??
という状況になっています。
どうしちゃったんでしょうね?
ビル開発業者の方はここに作るんだろ?
じゃあ、ビル建てるよ!!
といって、一生懸命建てたはずです。
それは何年も前から構想して計画を立てて、実施されていくものです。
去年や2年前に始めた話じゃないわけです。
ということは、コロナよりももっと前に何かしらの根拠があって開発を始めたはずです。
そうですね。
なにか予期しない事態が起きたのでしょうか?
おきましたね。
コロナもそうですし。
推進する人もです。
私はあの時、あ、日本はもう終わったな。。。
と、思いました。
おそらく、日本が世界に名だたる国際金融都市となることは未来永劫ないでしょう。
しかし、その後、推進していた人もシフトチェンジして、インド!インド!
っていい出しました。
ですから、インドなのでしょう。
1チャンあって日本がインドとの橋渡し的な役割で利益を得られるかもしれなかったという感じでしょう。。。
日本は国際金融都市に立候補しないの?
たしかに、昔自民党の偉い方が日本の金融の税制を安くして外国から来てもらうっていう案を提言していたような気がします。
また、2020年10月頃に麻生財務相が国際金融都市「特区」に言及して、香港は大幅に縮小するだろうから、日本に呼び込もうという感じのことを言っていたようです。
そして、IRでイケイケの大阪ですが、2021年に知事が大阪が国際金融都市を目指したいと言っていました。
いうだけはタダです。
現実問題として、ズルい場所を作って外国企業に利用してもらうんですから、不公平感が半端ないことでしょう。
六本木界隈に外国企業税率優遇エリアを作ったら日本人が外国籍になって集まってきそう。
国内外問わず、税率優遇したら全国から集まってきてしまうため、地方分散ができなくなってしまいます。
だから、外国の企業だけ優遇します。
といったら、今いる日本企業が外国企業に転身してまた日本に舞い戻ってくることでしょう。
なんということでしょう。。
という結果が目に見えています。
日本はただでさえ競争が厳しく、ちょっとしたホコリがついてるくらいでも大事件になるような世論の雰囲気の国なのです。
世界一品質にうるさい!
って言われますが、世界一神経質であり、世界一ひがみやすいとも言えます。
まあ、ひがみ根性じゃなくても、税金が0とか、優遇されるなんていわれたら、そりゃ、今困っているのは日本の中のほとんどの企業や人なんですから、みんなやりますよ。
結果的に日本の人口が半減して、外国籍になった日本の人が六本木界隈で税制優遇を受けながら会社を経営するという悲惨な未来にしかなりません。
ですから、外国企業への優遇はあってもほんの僅かです。
https://www.fsa.go.jp/news/r2/sonota/20201221/01.pdf
少し前に議論されていた資料ですが、言われていることが本当に多少の税率優遇です。
このために外国へ移籍しようなんて思えないくらいメリットがないものです。
インドに比べたらこんな発展性のない国で優遇率がほとんどないのに来るメリットは0でしょう。
インド西部グジャラート州のグジャラート国際金融テックシティー(GIFTシティー)の税制優遇が凄い!
かたや、インド西部グジャラート州のGIFTシティーの税制優遇はどうでしょう?
よく、シンガポールや香港、ニューヨークやロンドンのライバルを目指すと言っています。
GIFTシティーの経済特区(SEZ)内に入居している企業向けに、外貨での資金調達、資産運用、証券取引の仲介が可能で、物品サービス税(GST)の免除などの税制優遇措置も設けられている。2017年にSEZ内に設立されたインド国際取引所(India INX)では、S&P BSE センセックスやIndia50といったインドを代表する株式指数のデリバティブ取引のほか、金、銀、銅などのコモディティーや107銘柄の株式、債券も取り扱うなど、総合的な取引所として機能している。取引所は1日22時間開設しており、幅広いタイムゾーンの市場参加者がアクセスでき、取引情報はブルームバーグのターミナルからもアクセス可能だ。インドにありながら、オフショア市場として取引可能である点も魅力的だ。
https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2019/3f89135e0924355f.htmlより
このような感じで、2017年からすでに始動しています。
また、税制に関してはずば抜けていて、10年間100%の税金免除という破格の優遇措置。
モディ政権は、このハブの国際金融サービスセンター(IFSC)内に設立された企業に対して、10年間100%の税金免除を含む数々のインセンティブを提供している。インド企業が船舶や航空機を海外ではなく、GIFTシティを通じてリースすることを奨励するために、規則が調整されている。海外の大学もいずれは規制を回避して現地にキャンパスを開設できるようになり、企業もインドの悪名高い契約執行メカニズムを回避するために国際仲裁センターを利用できるようになる。
さらに、他のビジネスもGIFTシティーを経由するように制度を作っているのです。
Gujarat(グジャラート)州のGandhinagar(ガンディナガル)地区とは?
Gujarat(グジャラート)州のGandhinagar(ガンディナガル)地区にグジャラート国際金融テックシティー(GIFTシティー)が作られました。
見てもらえればわかりますが、一目瞭然です。
まだまだ、空き地が残っているのがわかります。
外国企業が敷地を拡大しているそうです。
これからどんどん埋まってくるので今が買いどきなのでしょう。
空き地から開発したらしいので、空白地が目立つようです。
GIFTシティーの広さは280エーカーと言われています。
100万平方メートルくらいです。よくわかりませんね。
1km四方のエリアということになります。
そう考えると結構小さいですね。
お台場くらいでも十分じゃないのかと思ってしまいます。
シティ・オブ・ロンドンが3平方キロメートルですから、シティ・オブ・ロンドンの3分の1くらいの広さだと言えます。
金融特区の広さは街全体の3分の1くらいに設定しているそうなので今後広がる可能性もあるかもしれません。
Ahmedabad(アフマダーバード)も凄い発展しているぞ!
たしかに、インド全体を見ると、少し離れると、いわゆるみんなが思い描いているインドというイメージがそのままのエリアがたくさんあります。
しかし、ここAhmedabad(アフマダーバード)に関しては豊洲、晴海の湾岸エリアよりも整備されているんじゃないかと言えるくらいに綺麗になっています。
熱くて砂が多いってことくらいが気になりますが、ここよりも発展している都市が日本にいくつあることでしょう?
もう、最先端っていう感じがしますし、観光でも日本が勝てる見込みはなさそうですね。
おそらく、日本が今一番推しているエリアが東京湾岸エリアのはずですから、
六本木界隈から東京駅から品川、お台場、晴海まで含めて、全部で湾岸エリアです。
ここのエリアが日本が一番力を入れているエリアです。
って、言える、言わなきゃいけない場所だと思います。
それなのに、なんか、三井不動産がららぽーとを作って終わりじゃないかっていう気分がしなくもありません。
それくらい、伸びているのが三井不動産です。
三井不動産が国際金融都市を作るイメージがあまりありません。
どちらかという、ららぽーと。
そう。つまり、住民系のサービスですね。
外国へ向けた国際金融サービスとの親和性があまりないように感じます。
でも、日本の需要はこうなのですから、どうがんばってもインドには及びません。